未来と将来

以前のエントリーで、書いたように、携帯業界の最終段階においては、すべてのキャリアが通話、通信定額を実現しているであろうことを書きました。

ただ、この「最終段階」が、いったいいつくるのか、という点に関しては、わたしなんかには、具体的には予想がつきません。ただ、数年という単位では無いということは予想がつきます。

そのことが示唆しているのが、こちらのブログこちらのエントリーです。
ものすごくわかりやすく論理が整理されていて、お詳しい方が書かれているのでしょう。それに比べたら、私のブログがあまりに稚拙で、このブログやめようかと思ったくらいだ。まあ、私のは、ぼやきだからこれでいいのかなと勝手に自分を慰めておいたが、それはさておき。

PC上のでの通信定額の実現というのは、「削りあいの一種なのであって利益を増やす新サービスではありません。」という指摘はもっともだ。そして、削りあいという状態になるまで、具体的には、「ウィルコムのPC上での通信定額の普及率やら一般認知率が、携帯キャリアの具体的驚異(つぶし合いをしなければならないほどの競争相手)になり、さらに、一社でも携帯キャリアが追随し始めるとき」までは、かなりの時間があるように思われる。これまでと同様、ウィルコムがどんどんと拡大を続けて行くには、まだまだ障壁があり、また、携帯電話の利便性も一応の完成形をみているため、ウィルコムが携帯キャリアの具体的驚異となるにはまだまだ時間がかかると見るのが正しいだろう。

「未来」では、携帯各社とウィルコムは、住み分けて併存していく。そして、「将来」では、「無線通話定額戦争」という名のつぶし合いが行われるのだと、私は予想しておこう。