ドコモ強かなり

他社のケータイにも絵文字が送れる「絵文字変換機能」7月12日サービス開始

というわけで、いままでは、ドコモから他キャリアには絵文字が送れない仕様でしたが、これをわざわざドコモのサーバー側で、auおよびソフトバンクモバイルの絵文字に変換して送信してくれるサービスを開始するそうです。
たしかに、絵文字の壁というのは、人にとってはキャリアを替える動機になりうるものです。そこをまずナンバーポータビリティ前につぶしたというところでしょう。

ドコモは、着実に準備を整えてきますね。私は、おそらく、絵文字の壁問題についてはナンバーポータビリティがあってもスルーするのだろうな、と思っていました。

これで、ドコモの友達にも気兼ねなくauに変更できるな(笑)

問題は、ウィルコムについての明記がないことです。そもそもウィルコム端末(京セラ製だけ?)は、ドコモの絵文字を全て搭載しています(現在でもウィルコム→ドコモは、ドコモの絵文字が送れる)から、ドコモ側でフィルタリングせずにそのまま送信してくれれば、ウィルコム側でもきちんとそのまま表示されるはずであると思います。そこらへんがどうなっているのか、明記無く問題です。

というわけで、明日になったら、自分のドコモからウィルコム(WX310K)に送ってみることにします。結果は、ここに報告させていただきます。

追記(06/7/12 PM5:40):ウィルコムへは送れませんでした。ドコモめ…。やはりウィルコムに驚異を感じているのだろうか。

ドコモは、これまでは(これからも、だが)かってに送信サーバーでフィルタをかけて絵文字を他社に送れないようにしていたわけです。そのくせ、迷惑メール(大量発信)は送れるようにしていた(現在はフィルタリングしている)わけですから、そりゃあ当時は、くそみそにドコモが嫌いでした。とにかく、自分の利益にならないことはやらない。そこが徹底していました。SO503i事件(?)なんてその好例でしょう。

しかし、最近は、ドコモもナンバーポータビリティを見据えて、新規の顧客でなく現在の顧客へのサービスを充実させており、顧客対応も格段に良くなっているように思います。今回の絵文字の壁撤廃も私のなかではドコモのイメージアップにつながりました。

でも、ウィルコムへ普通に絵文字が送れたら、私の気持ちが、かなり解約に傾くのは内緒。


注:ソフトバンクモバイルは、すでに同様のサービスを展開中。auも同様に始めるそうです。→ ドコモ、auが絵文字変換サービスを開始