ウィルコムのコンテンツ強化

昨日のエントリーにたいして、タイムリーな記事が出たので、ご紹介。


出遅れを取り戻せ〜コンテンツ強化を目指すウィルコム

「いい方向に風が吹いている。音声端末も積極的に広げていきたい。コンテンツビジネスも、当然ながら力を入れたい」。いつまで、どんなことをやるとは具体的に言えないが、基本姿勢としてコンテンツは拡充するとアピールした。

具体的に「言えない」の、「言えない」は、「言えることがあるけど、今は言えない(発表する段階にない)」のか、それとも、「まだ決まってない」なのか…微妙ですね。
おそらく、方向性としては決まっていると思いますが、しばらくは、インフラの拡充度との相談になってしまうでしょうね。


んで、一つ気になるので引用。

「(ユーザーが主に閲覧するのは)Yahoo!JAPANとかGoogleかな? と思っていたら、意外や意外、我々の公式サイトを見ている。ウィルコムとしては、囲い込もうと思って意図的にやっているわけではない。(ウィルコム端末の)便利アプリとか、ツールを配信するためにゲートウェイがないと分かりにくいかな、と参考情報を配信するために作ったのだが、想像以上にアクセスがあった」

これは、実は実体験としてあります。最近、職場の人にウィルコム勧めたら、3日後に買ってきた人がいてびっくりしたのですが(^^;…その人によくよく聞いてみると、公式サイトの有料コンテンツの情報を結構知っていたりします。私は、もう最初のうちからOperaブラウジングで無料で情報とりまくろう的な使い方をするのかな?と思っていたので意外でした。
なんというか、Windows95が、「なんでもできるからこそ、なにをすればいいのかわからない」人向けにスタートボタンを搭載したように、インターネットという「なんでもできる」空間には、スタートボタンのような入り口が必要なのでしょう。PC上のブラウザにも始めにいくつかブックマークが入っているように、そして、iモードezwebにも、ポータルサイトが必ずあるように、必ず、「入り口」は必要になるのですね。
そして、携帯ユーザーに最も「入り口」として認知されやすいのは、公式サイトですから、上記のような動きはむしろ当然なのかもしれません。