最近のモバイル業界について
お久しぶりです。だいぶ放置してしまいました。
経済情勢もすごいことになってますが、携帯業界もなかなかいろいろな動きがありますね。
アイオーデータから勝手SIM機器が出てきたり、バッファローからSIM+無線LANルータ+エネループ機器が出てきたり、そうかと思えば、イーモバイル+無線LANルータ機器も出てきたり。
業界として、モバイルでのネット接続需要は、やはり一定程度あるという判断なのかもしれません。
ネットに接続する際には、もはやUSBか、無線LANで、というのは統一的な流れのようですね。「WILLCOM CORE」(次世代PHS・XGP)も、そのような機器での提供を展示していますしね。影響力としては、DSやWiiが大きいのですかね。
PCMCIAカード付きのPCを中古で買った身としては、ちょい悲しいです。
ちなみに、こういう機器の先駆けとして、Advanced W-ZERO3[es]+Delegate Launcherで、疑似体験できます。この前、旅行に行った際に試してみました。別エントリーにて。
そういえば、インテルがWiMAXを見放してLTEに行くことを決めたというような情報も出ていますが、本当でしょうか?…もしそれが本当だとすれば、KDDIがLTEを選択したことは、間違いではなかったのかもしれません。あの経済情勢では、インテルもスプリント(?)もWiMAXに投資するよりは、ほっといても勝手に技術開発が進むLTEに、というのは、どうやら正しそうな選択です。
問題は、それによって、「WILLCOM CORE」への影響が出ないか、という点ですね。ハードウェアの部分ではほとんどWiMAXと同じらしいので、その部分が安価に手に入るのではという目論見もあったでしょうに。
また、ウィルコムの契約者数が減少してきました。私としては、このくらいの減少数が今年の2,3月からずっと続くと思っていたので、やっと来るべきものが来たかなという感じですね。今月のデータが来月出るので、またそれを見ようかなと思っています。それほど、先月と変わらない減少数だと勝手に思っています。
しかし、経済情勢からいろいろと携帯業界も揺さぶられそうですね。ウィルコムの増資の件や、そもそもカーライルがどう動くのか、ソフトバンクのあの株価の下がり具合(ストップ安ってなんだ)、イーモバイルはそもそも大丈夫なのか、いろいろと話題がつきません。
しかし、某ブログで指摘されているように、ソフトバンクが携帯業界をいろんな意味で(もちろん悪い意味でも)変えてしまったという点では、ソフトバンクに対し嫌な感じを抱くことは抱くのですが、これだけ契約者数が多くなると、つぶれたりしたら困りますね。影響範囲があまりに巨大で、経済情勢にも影響を与えそうです。ウィルコムの株はあがりそうですが(未公開だけど)。
そんな感じで、いろいろとおもしろい情勢が出てきています。もう、「WILLCOM CORE」の開始まで1年もないですが、どのような形式で提供されるのか、ちょっと楽しみです。
とりあえず、私的には、PCMCIAカード差せるPCあるので、待ってます、ウィルコムさん。